高砂青年会議所 各委員会運営方針

会員拡大特命室

青年会議所には「個人開発の機会」「地域開発の機会」「国際の機会」「ビジネスの機会」の4つの「機会」があります。この「機会」は青年会議所に入会した会員に与えられる平等な「機会」です。
入会候補者はJC活動に個人がそれぞれの意志を持って、入会します。入会候補者に対して、「なぜJC活動をするのか」の動機づけを高砂青年会議所に所属するメンバーがより良く伝えていく事が重要であると考えます。動機を得たメンバーは4つの「機会」に対する向き合い方が大きく変わり、様々な失敗や挫折から学び、やがては次世代を担うリーダーへと成長していきます。
本年度、会員拡大特命室は高砂青年会議所で活動・運動をする事で得られる4つの「機会」に着目し、入会候補者に対してしっかりとした動機づけを行って参ります。
多種多様な価値観を有する青年経済人が集う学び舎である高砂青年会議所は、これまで諸先輩方が長きに渡り歴史や伝統を守り、明るい豊かな社会の実現のために、その時代の背景にある社会課題と向き合い解決する活動・運動を興してきました。そのような活動・運動を脈々と引継ぎ、発展させていくためには同志の拡大は必須です。
高砂青年会議所創立60周年記念式典では「未来への宣言」として、「まちづくりを担う多様なJAYCEEの育成」が掲げられました。早期に宣言目標を達成し、つぎのステージへと進化する為、2023年度は年度末会員数30名を目指します。

青少年育成委員会

インターネットの普及により、社会は場所、時間にとらわれず世界中のあらゆる情報や知識を得ることができるようになりました。それは青少年にとっても同様です。かつて学校が唯一の社会であった青少年は、SNSを通じて、インターネット上のあらゆるコミュニティと交流することができるようになりました。
2020年からプログラミング学習が必修化され、青少年のICT教育はますます進んでいきます。一方で、目の前の人との交流はどうでしょうか。リモートでの授業や交流が進むことで、利便性は増しましたが、その代償として、人間関係は希薄になり、血の通ったコミュニケーションを得られる機会は少なくなりました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、あらゆる対面でのイベントが制限されてきましたが、人と人との直接的なつながりを創出することは、青少年が多様な価値観を持つ貴重な機会となります。
そこで、我々青少年育成委員会は、青少年が様々な実体験を通して、未来を切り拓くための力いっぱいの挑戦ができる機会を提供していくことを目的とし、次の活動に取り組みます。
第一に、様々な世代との交流を図ることができる、ニュースポーツを提供します。
スポーツは人と人とが触れ合う、交流し合う手段として非常に有効なものですが、競技性を重視するあまり、勝利至上主義、あるいは結果主義に偏ることが多いのが現状です。ニュースポーツを通して、スポーツ本来の楽しみを青少年とともに生み出します。
第二に、わんぱく相撲といった伝統的な行事や豊かな自然等、地域に根付いた資源を活用し、地域の多様な魅力に触れる機会を創出します。地域での体験は感受性豊かな心や、地域への愛着と誇りを育むことにもつながります。
これらの取り組みを実践するためには、我々メンバー自身も、研修や事業を通じて多様な考え方を学び、人との交流を積極的に図ることが必要です。我々が率先して新しいことに挑戦し、自らの可能性に挑む場を見せることで、青少年もまた、メンバーと共に成長する貴重な機会を得ることができ、未来へ挑戦する意欲を高めることができます。
多様な価値観を持った青少年が未来への夢と希望を抱いて社会に躍動し、そのまた次代につなげられるよう、一年間取り組んで参ります。

まちづくり委員会

新型コロナウィルスの流行やロシアのウクライナ侵攻等の予期せぬ社会的不安や、少子高齢化に伴う人口減少等の継続的な問題も併せ踏まえれば、今後の日本経済は先行きが不透明な状況です。こうした状況下で、組織として成功を収めるためには、時代の流れを的確に把握するなかで、様々な問題を解決していくことが求められ、舵取りが非常に難しい時代となっており、高砂というまちが更なる発展を遂げるには、世間から支持される行動をし続ける必要があると考えています。
また、現在は多くの人がスマートフォンやタブレット端末、パソコン等を携帯しており、好きなタイミングで興味がある分野の情報を素早く入手することが出来ます。こうした情報化社会においては、個人が興味のある分野の情報を取捨選択しながら得られるというメリットがある一方で、価値のある情報が日の目を見ずに埋もれてしまうといったデメリットもあります。
私は、高砂に来てまだ1年も経過しておりませんが、高砂は播磨臨海工業地帯の一角として多種多様な企業が集中しており、工業の発展と雇用の創出に寄与していること、どこか古く懐かしい風景と自然に溢れたまちであること、活気ある秋季例大祭では、年齢・性別問わず一致団結して協力し合い地域を盛り上げていること等、魅力に溢れたまちだと感じています。私がまだ知らない魅力も含めて、もっと多くの人に高砂を知ってもらいたい、高砂の明るい豊かな社会の実現に寄与していきたい、と考えています。
上記を踏まえ、2023年度のまちづくり委員会では、高砂というまちの魅力や課題を改めて調査・分析したうえで、高砂の魅力を多くの人に知ってもらえるような活動を展開していき、他委員会とも協力する中で、世間に認知頂けるような情報発信を行っていきます。また、こうした取組は、高砂青年会議所という一団体だけの取組では効果がないことは釈迦に説法かと存じます。行政の考えや方向性を十分に理解し、他団体や地域と交流・協働しながら、高砂を盛り上げていく行動をしていきます。
当委員会は、高砂に所縁がある会員もそうでない会員も混在されたメンバー構成になっており、高砂というまちに対して、新鮮な視点で物事を捉えるなか、闊達な意見交換をベースに、1年間取り組んでいきます。

総務渉外委員会

青年会議所は、地域の為に奉仕する心を持った青年経済人で構築された団体です。高砂青年会議所でも、高砂のまちをより良くしたいという想いを胸に活動を興し続けてきました。60年もの歴史のある高砂青年会議所では、近年メンバーの数が減少傾向にありますが、その中でもメンバー一人ひとりが高砂を想う気持ちを胸に活動しています。
団体が活動を続けていくためには、メンバー一人ひとりが青年会議所活動に対する理解をすることが必要です。会員研修を行うことで理解が深まり、青年会議所活動に対する意義を見出せます。意義を見出したメンバーはその想いを新たな同志へ伝えられる「人」となり、青年会議所の力となります。そして、同じ志を持って活動していくためには、活動の指針をメンバーに示すことも必要であり、総合資料を作成することで活動の意義を理解してもらいます。
また、情報化社会の今、ネットを利用した情報の発信は、団体が活動を続けていく上ではとても重要です。SNSやホームページを利用し活動の広報や報告を行うとともに、ネットを利用した対外へのPRを行うことで、青年会議所について知っていただく機会となります。
さらに、本年度は家族例会を行い、身近な人にも活動を知っていただく機会を作ります。メンバーの家族間でも交流が生まれることで、青年会議所活動への理解が深まることが、メンバーの支えとなり力となります。
また、最近の社会ではSDGsについての理解が深まり、教育の場や子ども向けの番組でも取り入れられています。高砂青年会議所では、継続的に行っている献血事業を行い、持続可能な社会の実現を目指します。
以上のように、本年度の活動を円滑に進め、メンバーが力を発揮できるように委員会メンバー一丸となり全力で活動していきます。

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